アオ
by parallelleap

君の目に映るものが知りたくて
どこまで行けば辿り着くのか
この道は続くのか
そこに海は見えるかい
そこに自由はあるかい
空はどんな色をして
何を語り始める
小さなこの祈りが
いつか誰かに届くなら
もう何も恐れはしない
どこまでも続く アオ
満ちては引いていく
海に浮かぶ
見下ろした全ての中で
僕たちは存在する
かすかな影追いかけ
夢中で走り出していた
涙が零れるほどのその一瞬を
声をきかせてよ
そこからは何が見えるの
僕にも見せてほしい
君が探した世界を
寂しさを撫でる風
確かめるように通り抜け
ひとりでは生きられない
どこまでも続く アオ
苦しくてしかたないなら
うんと抱きしめてあげるから
どうぞ、ここへおいで
声が枯れるまで叫べばいい
parallelleap